生涯にわたり自分の歯で食事ができる歯を目指すなかつか歯科医院

祖父も父も歯科医の私にとって、歯科医になるという選択は自然なことでした。
今、息子である副院長と一緒に患者さんのお口の中の健康を守りたいと励んでいますが、当院を開業して32年。ここまで長く続けられたのは、ひとえに患者さんのおかげだと感謝しています。

そしてさらに、当院には開業当時から頑張ってくれている衛生士さんもいて、衛生士さんを指名してくれる患者さんまでいます。衛生士さんの指名制は特に設けていないのですが、それだけ当院のスタッフが愛されているということだと嬉しく思っています。

歯医者は患者さんにとって緊張する場所です。
だから治療よりも先に患者さんの緊張をほぐすのが私の仕事だと思っています。治療中であっても患者さんが緊張しているなと感じたら、一緒に深呼吸をしています。リラックスした状態でなければ最適な治療はできないと思っているので、患者さんにリラックスしていただくためにはどうしたらいいのかを考えながら患者さんと向き合っています。

歯の健康は一生をかけて守り続けるものです。
つまり患者さんと歯科医は一生のお付き合いになるといっても過言ではありません。特に当院のような地域密着型の歯医者は、何世代にも渡っておつきあいが続きます。だからこそ患者さんとのご縁を大切にしたい。一回一回の診療を大切にしたいのです。
患者さんが満足してくださって、笑顔で帰っていく姿を見ることが私の一番の喜びです。

みなさん、はじめまして。
副院長の中塚又仁です。2013年4月に当院の副院長に就任しました。

それまでの私は歯科医として多くのことを吸収したいと、インプラント・口腔外科・審美歯科に定評のある歯科医院で実績を積んでいました。インプラントは診療の中でも技術が非常に問われる診療です。評判を聞きつけて遠方からも患者さんがお見えになり、歯科治療の最先端に触れる刺激的な日々でした。

そして父が院長を務める当院に帰ってきたのですが、これまで勤めていた歯科医院とは雰囲気がまったく違い、改めて当院が患者さんに果たすべき役割を考えさせられました。

当院は大きな広告をして患者さんを集めているわけではありませんが、当院のスタッフの雰囲気や良質、丁寧な治療を評価していただき、三世代に渡って通っていただけております。
患者さんの細かなご要望を理解し、患者さんが望んでいることに応え続けることがいかに大切なことなのかと父の背中を見ながら思いました。

歯科医は患者さんとの距離がとても近く、「ありがとう」と直接言ってもらえるやりがいのある仕事です。院長と患者さんが築いてきた距離の近さと信頼関係を大切にしながら、より多くの患者さんに「ありがとう」と言ってもらえる歯科医になりたい。技術と心で患者さんの健康をサポートする歯科医でありたいと思っています。

院長と二人三脚で、これからも「頼れる地域の歯医者さん」であり続けます。